目次
たこ焼き「蛸一」
「蛸一」のたこ焼きは、大きくて柔らかく、おやつというより食事代わりになるボリュームです。
鳳郵便局の前に位置し、往来が賑やかという絶好のロケーションにあります。
通りがかりの客以外にも、近隣に住んでいる常連客は、電話予約をして取りに来ています。
たこ焼き、お好み焼き、焼きそば、焼うどん、たこせんと、メニューが豊富なので、休日などは大忙しの様子です。
店内には、4人がけのテーブル席2ヶ所とカウンター席があります。
店内でテレビを見ながら、たこ焼きをつまみ、ビールを飲んでいる人も見かけます。
「蛸一」へのアクセス
- 堺市西区津久野町1丁9-23
- JR阪和線 津久野駅から徒歩4分
- 鳳郵便局の前にあるビルの1階に入っています。
「蛸一」のメニュー
たこ焼き
たこ焼き
6個 280円
9個 400円
12個 520円
15個 630円
たこ焼き1個を40円と計算し、入れ物やトッピングなどを+40円で計算しているようです。
店内で食べても同じ値段になっています。
すべて税込み価格です。
一般的に外側がカリカリで中身がトロトロの熱々なたこ焼きが多いのですが、蛸一のたこ焼きは、外側が柔らかく、中身も柔らかい、しかも大粒なので爪楊枝では持ち上げられず、食べにくいです。
そのため、テイクアウト用にも割り箸が付けられてあります。
6個280円、9個400円ですが、9個も食べれば、ランチ代わりになります。
中身は、蛸とこんにゃく、天かす程度だと思われます。
ねぎや干しエビは入っていません。味の個性が強い素材を入れないようにしているのかも知れません。
ソースの種類
- ソース
- ソースマヨネーズ
- しょうゆ
- しょうゆマヨネーズ
- 塩
- 塩マヨネーズ
- 何もつけない
ソースマヨネーズを買いましたが、ソースの味は甘過ぎず、辛過ぎず、ほどよく調合されていると感じました。
お寿司のガリが添えられていて、甘酸っぱさがさっぱりしていてお口直しになります。
焼きそば
焼きそばは、普通の細い麺です。
たこ焼き程のボリューム感がありませんが、満足できるソースの香りとキャベツの量です。
青のりとカツオがふられていますが、たこ焼きに添えられているガリはなかったです。
焼きうどん
うどんは、比較的コシがあり、うどん食べてる感が味わえます。
キャベツと豚肉は、焼きそばと同じ量感でバランスがいいと思います。
ソースは焼きそばと同じ味で、甘過ぎず、辛過ぎずで一般的なお味です。
たこ焼きとは違った紅ショウガが添えられています。
ショウガを使い分けているところに、こだわりが感じられます。
お好み焼き
キャベツは、フードプロセッサーで粉砕されているのか、かなり細かく柔らかいお好み焼きです。
ソースとマヨネーズがたっぷり掛けられていて、ボリューム感があります。
お持ち帰り用に電話予約したら、約20分でできるとのことでした。
持ち帰って、ホットプレート焼きなおすと美味しくいただけました。
たこせん
たこせん 1個 200円
楕円形の大きなエビせんべい2枚にたこ焼き2個が挟まれています。
まず、えびせんに刷毛でソースを塗り、たこ焼き2個を乗せていました。
たこ焼きの上にマヨネーズを掛け、かつお節をかけます。
もう一枚のえびせんにソースを刷毛で塗り、蓋をしていました。
丁寧にビニール袋に入れてくれましたが、家に持って帰った頃には、えびせんのパリパリ感が多少柔らかくなっていました。トースターで少し焼くとカリっと美味しくいただけます。
一般的なたこせんは1枚のえびせんを使って、半分に割るお店が多いですが、蛸一のたこせんは2枚使っています。
個人的には、たこ焼き2個使いなので、えびせん1枚を割って挟むボリュームが好きです。
「蛸一」の営業日と時間
営業時間
平日 AM11:00~PM9:00
土日 AM11:00~PM8:00
定休日 月曜日
電話番号 072-271-0089
オーナーとアシスタントの女性1名の二人で切り盛りしています。
休日のお昼時など、電話予約のお客さんが、次々と受け取りに来て、大忙しです。
待ち時間を待てない人は、電話予約してから行くとよいでしょう。
さいごに
粉もんの街大阪ですが、たこ焼き食べたいと思って、お店を捜してもなかなか見つからないことが多いです。
無性に食べたくなることがあるのが大阪人。
あのソースの味と香りに禁断症状が出るのでしょうか。
庶民的な値段で、満足できる有り難いたこ焼きやお好み焼き。
繁盛店では、随分稼いで、「たこ焼き御殿」を建てたという話も聞いたことがあります。
現在、蛸一の斜め向かいに「イオン」が建設中です。
2020年の5月末にはオープンされる予定となっています。
イートインコーナーにたこ焼き店ができれば、ライバルの出現となります。
さて、どんなバトルになるのかならないのか、楽しみです。
大阪の庶民的な食文化を、永く引き継いでいってほしいと思います。
コメント